検索クエリとは?SEOキーワードとの違いや調べ方、具体的な活用方法を解説!

悩める人

検索クエリってキーワードと同じ意味じゃないの?

悩める人

検索クエリという言葉を聞いたけど、意味が分からん

と悩んでいませんか?

この記事では、以下の内容をお届けします。

  • 検索クエリの概要
  • 検索クエリの種類
  • 検索クエリの調べ方
  • 検索クエリを使って何をするのか

この記事を最後まで読めば、検索クエリについて網羅的に理解ができるはずです。そして、SEO対策やリスティング広告など、実践的な活用方法も理解できます。

ぜひ、参考にしてみてください。

検索クエリとは?

検索クエリとは、Googleなどの検索エンジンでユーザーが検索する際に使用する語句のことを意味します。

直訳すると、検索するときのクエリ(質問)となりますね。

そうなると

分からん人

検索クエリって、検索キーワードと違うの?

と思いますよね。

結論をお伝えすると、ほぼ同じ意味ですが、若干ニュアンスが違います。

検索クエリとSEOキーワードの違い

検索クエリとSEOキーワードの違いは次の通りです。

意味
検索クエリユーザーが検索窓に入力する単語
SEOキーワードマーケターがユーザーの検索意図を調べるための言葉
分からん人

それで?何が違うの?

と思ったかもしれません。

たけみや

そうですよね。

ぶっちゃけ、明確な違いってないんですよ。

検索クエリがユーザーのもので、SEOキーワードがマーケターのものだと認識していただければ、それでいいと思います。

この記事を読んでいる方の多くは、ブロガー・マーケター・広告主などだと思います。仕事で相手に説明する場合「SEOキーワード」といえば、わかってくれます。

3種類の検索クエリ

検索クエリは意図によって、3つに分類されます。

  • インフォメーショナルクエリ(Knowクエリ)
  • トランザクショナルクエリ(Doクエリ)
  • ナビゲーショナルクエリ(Goクエリ)

検索クエリを活用してビジネスをする方は、最低限、これらを知っておかなければなりません。

たけみや

ここめちゃめちゃ重要です!

それぞれ詳しく解説しますね。

その前に、ざっくり、概要だけ表でまとめておきます。

インフォメーショナルクエリ情報を収集したいというニーズがあるクエリ
トランザクショナルクエリ商品の購入やお問い合わせなどが目的のクエリ
ナビゲーショナルクエリ特定のサイトへアクセスするためのクエリ

インフォメーショナルクエリ(Knowクエリ)

インフォメーショナルクエリは「情報を収集する」ことを目的として検索されるクエリです。

検索クエリの中でも、最もボリュームの多いクエリとなります。

「コーヒー 飲み方」「エクセル 使い方」などの情報を”知りたい”から、Knowクエリと呼ばれます。

トランザクショナルクエリ(Doクエリ)

トランザクショナルクエリは「行動したい」と感じているユーザーが検索するクエリです。

「モバイルWifi 安い」「浅草 ランチ」など、

~~がほしい!食べたい!

という明確な”行動”が裏にあるから、Doクエリとも呼ばれます。

ナビゲーショナルクエリ(Goクエリ)

ナビゲーショナルクエリはどこかへ「行きたい」ユーザーが検索するクエリです。

たとえば「スカイツリー 入場料」や「Amazon」など、知名度のある具体的なサービス名・企業名がキーワードに含まれます。

どこかへ”行きたい”ユーザーが調べるので、Goクエリとも呼ばれます。

検索クエリの調べ方

検索クエリの調べ方は、主に次の3つです。

  • Googleサーチコンソール
  • Ahrefs
  • Google検索結果

検索クエリを調べることで、Webマーケティングに活かせるので、この機会にぜひ、調べ方を理解しましょう。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールでは、以下のように検索クエリを調べられます。

ちなみに、そのクエリのクリック数や表示回数も見れます。

Ahrefs

Ahrefsでは「オーガニックキーワード」という部分で流入しているクエリと検索順位、トラフィック、そして、それらの指標がどのように変化していったかを調べられます。

Ahrefsのすごいところは、自分のクエリだけでなく、競合他社のクエリも調査できるところです。

ライトプランでも月額1.9万円と、非常に高価なツールではありますが、本気でSEO対策を行いたい方は、入れて損のないツールとなっています。

Google検索結果

Googleの検索結果でもクエリを調査できます。

たとえば「Google」のように、ざっくりとした検索クエリを入力すると、サジェストが出てきます。

サジェストに表示されている検索クエリは、多くの方が検索していると判断できるので、そこから抽出するのも1つの方法ですね。

検索クエリの活用方法

検索クエリの調査方法が分かったところで

分からん人

収集したクエリはどのように活用できるの?

と悩む方もいるでしょう。

ここでは、検索クエリの活用方法を2つ紹介します。

SEO対策で活用する

1つ目は、SEO対策で活用する方法です。

検索クエリは、読者が抱えている疑問をひとことで表す単語。クエリに沿ってコンテンツを制作することで、読者に刺さる記事が書けます。

また、これまでに書いた記事が、読者の検索意図にマッチしているかを判断する材料ともなります。

たとえば「コーヒー 飲み方」という”SEOキーワード”を狙ってコンテンツを書いたと仮定しましょう。

上で紹介した方法を用いて、検索クエリに無事「コーヒー 飲み方」というSEOキーワードを確認できれば、対策がうまくいっています。

一方で「コーヒー おいしい」など全く違うキーワードで表示されている。もしくは、キーワードを狙ったのに一切ページに表示されないなら、検索クエリに沿って対策を行うことが求められます。

ちなみに、SHIPではSEO対策のサポートを行っています。検索クエリに沿って質の高い記事を書き、SEO効果を高めたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

たけみや

ご興味があれば、こちらからお問い合わせ下さい。

リスティング広告で活用する

リスティング広告では、広告の内容とユーザーの検索意図がマッチするほど、質の高い広告を多くの方に届けられます。

そのため、検索クエリを意識してページを作成、広告を調整する必要があります。

また、検索クエリを適切に理解していないと、予想以上にコストがかかる場合があります。

たとえば「コンサルティング」というキーワードを設定し、本当は「SEOコンサルティング」のサービスを紹介したいと考えます。

しかし「コンサルティング」ではニーズが広すぎてしまい、部分一致で「経営コンサルティング」や「人事コンサルティング」などのキーワードでも表示される場合があります。

このような層に「SEOコンサルティング」の情報を届けてもほとんど効果がないですよね。

情報が適切な層に届くように、検索クエリを調べることが重要です。ちなみに、今回の場合は「SEOコンサルティング」というキーワードでターゲティングすれば問題が解決します。

SEO対策で成果を出すならSHIPにご相談ください!

ここまで、検索クエリについて詳しく解説しました。

検索クエリを適切に理解し、SEO対策で上位表示を狙いたいなら、SHIPにご相談ください。

SEO対策についての深い知識を持っているだけでなく、代表がすべての記事制作にしっかりと関われる体制を整えています。

SEOで上位表示を実現できたとしても、その後のCVにつながらなければ、対策を行う意味がありません。

長期的に効果を発揮し続けるブログ・Webサイトを運営したい方はぜひ、ご相談いただければと思います。

まとめ

この記事では、検索クエリについて詳しく解説しました。SEO対策やリスティング広告の出稿で重要な「検索クエリ」ですが、適切に理解しなければ、Webマーケティングの分野で成果を出すことはできません。

読者の検索意図を理解するためにも、今回の内容を参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

たけみや
たけみやSEOサポーター/ライター
多数のSEOキーワードで上位表示した実績があります。いつまでもライターとして記事制作に関わり、高品質な記事を制作します。SEO対策にお困りの場合はぜひご相談くださいね。